救急医療から在宅まで〜心あたたかな医療・福祉で地域に奉仕する〜

薬剤課

薬剤課 安心して入院生活をおくるための支援

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薬剤課のご案内

薬剤課は、現在、常勤薬剤師17名、非常勤薬剤師1名、調剤補助者2名の合計20名が配属されています。そして、医薬品SPD(Supply Processing and Distribution = SPD)の導入が、当課の特色のひとつです。SPDとは、病院が使用する物品の購入、在庫、供給、搬送などを専門のスタッフが管理することによって、無駄のない円滑な物流を生み出すためのシステムです。当院の医薬品は全てSPD化されており、薬剤師がこれまで在庫管理に費やしてきた時間は、薬物療法への参画に活用されています。図表1のように、薬剤師が病棟にフル常駐できる体制は、SPDとの連携による賜物です。

2017年は、外来診療に対する取り組みの多かった年と振り返ります。まず、4月から院外処方せんへの検査値表記を開始いたしました(図表2)。お薬の中には腎臓の機能が弱っている時には使用を控えたり、用量を減らした方が良い薬があります。これまで保険薬局の薬剤師は、腎機能の状態を知る方法がありませんでした。しかし、この取り組みにより、患者さまの腎機能を推測することができるようになりました。この他にも、薬の専門家による検査値の活用は、禁忌薬の投薬回避、副作用の早期発見にもつながりますので、院外処方せんを通じた地域連携は、薬の適正使用に向けた確かな一歩だったと思います。

また、外来診療における残薬調整や服用薬剤数の減薬についても取り組みました。保険薬局の薬剤師は、患者さまへの配薬指導の際に、これまで処方されていた薬が余っているという事実をしばしば把握します。当日に処方された薬の日数や種類を減らすためには、処方医へ問合わせする必要があるため、患者さまをお待たせすることになってしまいます。そのため、次の診察の時に患者さん自身から処方医へ伝えるよう依頼することが多くなります。そして診察日は1カ月以上先のため、残薬の情報は処方医にうまく伝わらず、また同じ内容が処方されるという繰り返しが発生します。

この悪循環を改善するため、本年から保険薬局で把握した残薬などの服薬情報を病院薬剤師へ連絡できる仕組みをつくりました。さらに、この服薬情報は残薬についてだけではなく、副作用の情報、薬に関する相談など、様々な情報を含みます。保険薬局から頂いた情報を病院薬剤師が評価し、処方医へ相談するという取り組みは、患者さまの薬物療法の適正化につながると考えています。

この他、2017年のトピックスとしては、がん薬物療法認定薬剤師(日本病院薬剤師会)と、外来がん治療認定薬剤師(日本臨床腫瘍学会)の認定取得がありました。当院はがん治療指定病院ですので、がん領域における認定取得は、心強い報告であったと思います。

 

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