診療科のご案内

概要

■透析センターの慨要

入院が必要な透析患者さんの受け皿として、地域の医療機関のサポート役となれるよう方針を決め、力を入れています。近隣の透析施設において元気に通院透析を受けている方においても、時には不慮の事故やその他の疾病等により入院が必要となることがあります。そういった場合には、いったんお預かりして、当院で入院加療の後、また元の施設にお帰りいただくまで、私たちがお手伝いさせていただきます。 特に、全国的な透析患者さんの増加や、近年の高齢化の影響もあり、心臓の疾患、骨折、感染、透析をする上で必要なシャントという血管のトラブルなど、合併症による透析患者さんの入院加療が増えています。 総合病院の透析センターの役割として、透析治療のみならず知識と技術を提供できるよう、専属の看護師が日々研鑽を積んでいます。またホームの透析ご施設と変わらず質の良い透析治療ができるよう、臨床工学技士とともに力を合わせて任務にあたっています。

 

■フットケア(看護師による下肢の観察と介入)への取り組み

透析患者さんは全身の血管、特に下肢の血管に病変が及びやすく、また高齢化に伴い視力や身体能力が低下し、自己による身体管理が難しい傾向にあります。そのため、透析治療が問題なくとも、ひとたび下肢病変を発症すると重症化しやすく、歩くことに障害の及ぶ危険が高いことも特徴です。そこで、“患者さんの脚を守ろう”と方針を決め、日々フットケアへ取り組む体制としています。

 

■特殊血液浄化療法にも力を入れています

急性腎不全等の重症患者さまに対する急性血液浄化療法や、アフェレシス療法の実施においては、血液浄化療法の専門医の指導のもとサポートさせていただくことができ、より重症で、より多くの患者さんの治療に関わることができました。これらの特殊な血液浄化は、透析センターの外で臨床工学技士が担う代表的な業務の一つとなります。

 

透析センター・ME課課長 大谷哲也/看護部主任 遠藤葉子

診療実績・症例

透析センター実績(2018年)

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
外来透析施行数 1,114 973 1,061 1,003 1,093 1,103 1,116 1,172 1,093 1,195 1,131 1,137 13,191
入院透析施行数 437 239 236 323 349 272 253 293 247 308 327 336 3,620
1,551 1,212 1,297 1,326 1,442 1,375 1,369 1,465 1,340 1,503 1,458 1,473 16,811

新規透析導入患者数(2018年)

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
新規透析導入患者数 15 3 5 8 3 3 1 4 9 8 4 4 67

近隣の透析ご施設からの透析患者さまのお預かり数(2018年)

入院加療の目的お預かり透析患者さま 延人数
循環器疾患・抹消血管病変53
骨折などの整形外科的疾患12
消化器疾患27
感染症などの疾患18
ブラッドアクセスに関するもの2
その他の疾患53
165

特殊血液浄化実施件数(2018年)

手技件数
緩徐式血液透析濾過療法13
エンドトキシン吸着除去療法6
血漿交換1
白血球吸着除去療法1
腹水濾過濃縮再静注法12

スタッフ紹介

  • 岩橋主税
    行田クリニック管理者

    岩橋主税
    (いわはしちから)

    ●卒年・卒大
    昭和59年 徳島大学卒

    ●ライセンス
    日本内科学会総合内科専門医
    日本腎臓学会専門医

  • 佐藤貴彦
    腎臓内科医長

    佐藤貴彦
    (さとうたかひこ)

    ●卒年・卒大
    平成13年 埼玉医科大学卒

    ●ライセンス
    日本内科学会認定医
    日本内科学会総合内科指導医・専門医
    日本腎臓学会腎臓指導医・専門医
    日本透析医学会透析指導医・専門医
    日本アフェレシス学会血漿交換療法専門医
    日本急性血液浄化学会認定医指導医
    日本高血圧学会指導医・専門医

  • 落合 徹
    総合内科(腎臓内科)

    落合 徹
    (おちあいとおる)

    ●専門・得意分野
    総合内科(腎臓内科)

    ●卒年・卒大
    平成7年 獨協医科大学卒