診療科のご案内

診療案内

■救急センター

救急棟1F

 
■救急総合診療科受付時間

24時間 365日

概要

 

当センターは、2次救急指定病院として24時間・365日体制で稼働しています。時間外の診療は、内科系・外科系は毎日、小児科は月曜と金曜に対応可能です。またドクターヘリが着陸できるためのヘリポートもあり、遠方から救急搬送される場合もあります。地元行田市のみならず、周辺地域からの救急車も受入れています。

 2022年も引き続き「断らない救急」を目指してきました。周辺地域では24時間の救急車受入台数が常時上位に 位置しています。また当院は埼玉県救急搬送困難事案受入病院であり、いわゆる『6号基準』となる搬送要請も全て 受入れてまいりました。ですが、2022年も新型コロナウイルス感染症のため、「断らない救急」の当院も、コロナ病床満床の日が続き、やむなく断らなければならない苦渋の選択をしなければならない時もありました。2022年の救急車受入台数は5,697件でした。「発熱」だけで受入れを断る事が多い周辺地域の病院の中、当院は遠方からの発熱患者さんの受入れも、できるだけ断らずに対応してきました。

 当院では救急車で搬送される発熱患者さんは個室に移動させ、看護師が感染防御をして対応しております。救急総合診療科の医師が救急の患者さんを受入れ、適切な診療を行い、必要に応じて院内の各科専門医と連携、円滑に引き継ぎ治療を継続しています。また、多職種によるチーム医療を実践し、地域医療機関の先生方や医療スタッ フとも十分な連携を取り、地域の救急センターとしての役割を充実させられるように努力しています。

 さらに研修医の教育にも注力しており、臨床研修指定病院である当院において、初期臨床研修の基幹となる診療科です。初期臨床研修医が指導医の下、患者さんを直接診療し、日々研鑽を積んでいます。 

 当地域は依然として医師不足の問題と向き合っております。しかしながら脳神経外科の急性期脳梗塞治療、循環器内科の緊急心臓カテーテル治療、 消化器内科の緊急内視鏡治療、あるいは外科系の緊急手術などについて各科専門医と共に全力で対応してきました。 「断らない」ということが地域住民の安心に繋がると考えます。今後もERのスタッフを中心に各診療科、コメディカ ルと共に「断らない救急」を目標に前進してまいります。

診療実績・症例

救急センター実績(2022年)

 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月合計
救急車来院患者数5424965054524274104974824264165205245,697
内)入院2632472391951932001982351772092702172,643
内)外来2682402562522292062902422402062453012,975
内)転送1191055495915679
自家用車等来院患者数2431712062232612242812552372562202122,789
総計7856677116756886347787376636727407368,486

救急車来院患者数推移(2015年~2022年)

 患者数
2015年3,895
2016年3,876
2017年4,369
2018年4,901
2019年5,017
2020年4,901
2021年5,165
2022年 5,697

来院患者内訳(2022年)

診療科患者数
内科5,319
外科845
整形外科837
脳神経外科539
泌尿器科198
小児科717
耳鼻咽喉科18
眼科0
皮膚科13
総計8,486

スタッフ紹介

  • 濱田浄司
    救急総合診療科副部長/外科

    濱田浄司
    (はまだじょうじ)

    ●卒年・卒大
    平成16年 富山大学卒

    ●ライセンス
    日本救急医学会専門医
    日本外科学会専門医
    埼玉DMAT

  • 江原幸康
    救急総合診療科

    江原幸康
    (えはらゆきやす)

    ●専門・得意分野
    救急総合診療・総合内科

  • 亀岡佳彦
    非常勤

    亀岡佳彦
    (かめおかよしひこ)

    ●卒年・卒大
    平成18年 東京慈恵会医科大学卒

    ●ライセンス
    日本救急医学会専門医
    日本内科学会認定医
    日本医学放射線学会専門医
    日本IVR学会専門医
    日本救急医学会ICLSインストラクター
    日本外傷診療研究機構JATECプロバイダ
    ICD制度協議会感染制御医師
    千葉DMAT
    東京消防庁救急隊指導医

  • 米沢光平
    非常勤

    米沢光平
    (よねざわこうへい)

    ●卒年・卒大
    平成14年 浜松医科大学卒

    ●ライセンス
    日本救急医学会専門医
    日本DMAT