以下のような症状の方は、お気軽にご相談ください。
・季節の変わり目など、長期間咳が止まらない
・息をするときにヒューヒュー、ゼーゼーする
・階段昇降、ウォーキングなど軽い運動で息切れがする
・痰に血が混ざることがある。
・黄色や緑色の痰がでる。
・咳が強く、夜中に咳で目覚めてしまう
・タバコを吸わないのに痰が出る
・高熱がなかなか下がらない
行田クリニック
南棟4F
[午前]8:00~12:30(土曜〜12:00)
[午後]14:30~17:00
19日(木) 竹内医師
診察室 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 |
津田 A館1診 |
松田 A館1診 |
津田 A館1診 |
津田 A館1診 |
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午前 |
二反田 A館2診 10:00〜 |
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午後 |
二反田 A館2診 |
竹内 A館1診 |
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午後 |
呼吸器感染症の原因は多岐に渡り、症状の進行も様々です。高齢者や基礎疾患を有する患者さんは、呼吸器感染症に罹患すると重症化し生命の危険に曝されることがあります。当院では、肺炎球菌や黄色ブドウ球菌、緑膿菌、ウイルス感染、マイコプラズマ、レジオネラ、肺結核、非定型抗酸菌症、真菌など様々な病原体に対して検査、外来治療や入院治療を行っています。排菌陽性肺結核は、結核指定医療機関へ紹介し、排菌陰性確認後は当院でも投薬治療や経過観察を実施しております。呼吸器感染症は、同じ病原体が原因となっていても重症度が異なる場合が多く、また急性疾患でもあり迅速な対応が求められます。開業医を受診され、胸部レントゲンや血液検査で肺炎を指摘され、入院治療が必要な際は対応させていただきます。
慢性閉塞性肺疾患(Chronic Obstructive Pulmonary Disease:COPD)は、世界の死亡原因の第3位となっており、治療せずに放置しておくと気づかないうちに症状が進行することが知られています。喫煙歴や受動喫煙、職業歴など有害な物質を長期間吸入されており歩行時の息切れ、咳嗽、朝からの喀痰喀出などの症状がある方は受診をお勧めします。当院では画像検査、呼吸機能検査を施行し重症度を含めた診断と治療を行っています。また、呼吸不全を有する患者さんには在宅酸素療法の導入、呼吸リハビリの方法、栄養管理方法なども説明します。COPDは感冒など細菌感染を契機に呼吸困難や喘鳴など自覚症状が急速に悪化することもあり、その際には入院して適切な治療を行います。
気管支喘息は、遺伝的要素、アレルギー、刺激性ガスや粉塵吸入による起動の過剰刺激、薬剤、運動、心因性など原因は多岐に渡ります。発症年齢は幼児期と40〜60歳代の2つにピークがあり幅広い年齢層に発症します。また、小児喘息の多くは思春期の頃に改善しますが、そのうちの約30%は成人喘息へ移行するといわれています。気管支喘息の確定診断は非常に困難な場合がありますが、当院では、呼吸機能検査、呼気NO検査、モストグラフを施行し、気管支喘息と診断した患者さんには、吸入ステロイド薬や吸入長時間作用型β2刺激薬、抗ロイコトリエン薬、吸入長時間作用型コリン薬などを用いて治療を行っています。気管支喘息発作で入院加療が必要な場合には、全身ステロイド投与、ネブライザー、呼吸管理などを行っています。
間質性肺炎、原発性肺癌、その他の呼吸器疾患についても精密な検査を行い、必要であれば入院治療を、内科的治療が困難な症例については県立循環器・呼吸器病センター、埼玉医科大学病院、東京逓信病院など呼吸器外科を有する病院へ紹介させていただきます。
埼玉県北部には呼吸器内科で入院可能な医療機関が少ないため、積極的に受入れを行っています。看護師やリハビリセラピスト、管理栄養士など多職種が関わり、入院中や退院後の生活を考慮しながら診療しています。今後も地域の基幹病院としての役割を担い、安心して適切な医療が受けられるように努めてまいります。
呼吸器内科医長 津田泰成
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 合計 | |
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入院患者数 | 19 | 26 | 23 | 30 | 23 | 29 | 36 | 45 | 46 | 36 | 29 | 27 | 369 |
在院患者数 | 354 | 240 | 163 | 163 | 161 | 175 | 262 | 437 | 521 | 316 | 289 | 304 | 3,385 |
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 合計 | |
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簡易検査 | 5 | 2 | 5 | 6 | 2 | 1 | 3 | 6 | 2 | 5 | 10 | 3 | 50 |
精密検査 | 3 | 3 | 7 | 8 | 7 | 7 | 8 | 3 | 4 | 8 | 3 | 7 | 68 |
計 | 8 | 5 | 12 | 14 | 9 | 8 | 11 | 9 | 6 | 13 | 13 | 10 | 118 |
MDC6 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 統計 | 平均在院日数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
040080 | 肺炎等 | 8 | 3 | 2 | 9 | 9 | 7 | 6 | 12 | 21 | 18 | 1 | 8 | 104 | 11.2 |
030250 | 睡眠時無呼吸 | 3 | 3 | 6 | 9 | 7 | 8 | 7 | 4 | 4 | 8 | 3 | 8 | 70 | 2.0 |
040110 | 間質性肺炎 | 5 | 7 | 1 | 4 | 3 | 4 | 1 | 2 | 2 | 4 | 2 | 6 | 41 | 11.7 |
040190 | 胸水、胸膜の疾患(その他) | 1 | 5 | 3 | 1 | 3 | 1 | 5 | 1 | 5 | 3 | 1 | 3 | 32 | 6.6 |
040200 | 気胸 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 1 | 1 | 3 | 3 | 2 | 3 | 5 | 23 | 14.3 |
040120 | 慢性閉塞性肺疾患 | 3 | 6 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 3 | 20 | 11.2 |
040081 | 誤嚥性肺炎 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 2 | 4 | 0 | 1 | 15 | 13.2 |
040050 | 胸壁腫瘍、胸膜腫瘍 | 0 | 2 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 2 | 1 | 14 | 11.7 |
040100 | 喘息 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1 | 2 | 10 | 7.1 |
040040 | 肺の悪性腫瘍 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 6 | 11.3 |
050130 | 心不全 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 | 8.6 |
110310 | 腎臓又は尿路の感染症 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | - |
040090 | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | - |
180030 | その他の感染症 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 3 | - |
040150 | 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | - |
津田泰成
(つだやすなり)
●卒年・卒大
平成11年 杏林大学卒
●ライセンス
日本内科学会認定医
日本呼吸器学会認定呼吸器専門医
二反田博之
(にたんだひろゆき)
●卒年・卒大
平成6年 東北大学卒
●ライセンス
日本外科学会認定外科専門医
日本呼吸器内視鏡学会認定気管支鏡専門医
呼吸器外科専門医合同委員会認定呼吸器外科専門医
竹内広史
(たけうちひろし)
●卒年・卒大
平成10年 秋田大学卒
●ライセンス
日本内科学会認定総合内科専門医
日本呼吸器学会認定呼吸器専門医
日本呼吸器内視鏡学会認定気管支鏡専門医
ICD制度協議会感染制御医師
身体障害者福祉法(呼吸器)指定医師
日本内科学会認定医
松田正典
(まつだまさのり)
●専門・得意分野
一般内科・呼吸器内科・腫瘍内科
●卒年・卒大
平成5年 昭和大学卒
●ライセンス
日本内科学会認定総合内科専門医
日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医・指導医