当院の手術・治療について

耳鼻咽喉科の手術・治療について

手術について

手術については、当科は耳鼻咽喉科常勤１名のため、内視鏡下鼻副鼻腔手術、扁桃手術や舌下腺摘出、喉頭微細手術、顎下腺と頚部嚢胞性腫瘍までの頚部手術、鼓膜チューブ挿入や鼓膜形成術、耳瘻管や粉瘤摘出などの範囲内としています。
急を要する疾患や、耳下腺や甲状腺手術、鼓室形成術、悪性疾患などについては診断までにとどめ高次施設に紹介させていただいています。

耳鼻咽喉科の診療範囲は首から上と比較的広範囲で、多岐に渡る疾患の患者さんが受診されます。当科は当日受診も可能であり、予約待ちもない状態に努めています。当科では対応が困難な悪性疾患や専門的手術を要する患者さんは早急に大学病院や専門病院などに紹介させていただいています。
当科はある程度の外科処置と入院に応えることができて、気軽に受診できる地域の町医者という思いで日々の診療を行っています。
これからも地域の患者さんのニーズに応えていけるようスタッフと共に努めて参ります。首から上で気になることがありましたらどうぞお気軽にご相談ください。

また、当院からの紹介患者さんをご多忙の中診療いただいている他病院の先生方に、この場借りまして深く感謝申し上げます。

当院で行う内視鏡下での鼻副鼻腔手術

慢性副鼻腔炎に対して保存的な内服治療を続けても治療効果が得られない場合や頻回に副鼻腔炎を繰り返す場合、副鼻腔真菌症、好酸球性副鼻腔炎に対しては内視鏡下での鼻副鼻腔手術を行っています。慢鼻中隔の彎曲が著名で鼻閉に悩む鼻中隔彎曲症の患者さんに対して内視鏡下鼻中隔手術を行っています（症例4 鼻中隔彎曲症）。